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擬似ライブ配信とは何か?マーケティングで活用するメリットとは?

Nagatacho GRiD, 3F live streaming studio

BtoBマーケティングの重要課題は、リード獲得です。近年は、見込み客へアプローチするために、擬似ライブ配信を用いたオンラインイベントに取り組む企業が多くなりました。そこで、本記事では、擬似ライブ配信の特徴や実施するメリットなどについて解説していきます。また、擬似ライブ配信のやり方、効果を上げるポイントについても触れていきます。オンラインイベントでリード獲得を目指したいマーケティング担当者は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

目次
疑似ライブ配信の特徴とは
  • 疑似ライブ配信とは?
  • オンデマンド配信と疑似ライブ配信の違い
疑似ライブ配信を実施するメリット
  • 失敗する不安がないため気楽に取り組める
  • 参加者とリアルタイムコミュニケーションが可能
  • リード獲得が期待できる
  • 同じイベントを繰り返し配信することも可能
疑似ライブ配信のやり方
  • 疑似ライブ配信で用意するもの
  • 疑似ライブ配信の手順
疑似ライブ配信を実施する際にはセキュリティー対策を万全にしておく
疑似ライブ配信でリード獲得効果を高めるポイント
疑似ライブ配信についてのまとめ

疑似ライブ配信の特徴とは

最初に、疑似ライブ配信の特徴について、お伝えします。

stop疑似ライブ配信とは?

疑似ライブ配信は、事前に動画コンテンツを作成しておき、イベント開催当日に流す配信方式です。主催者と参加者たちがチャットやコメントなどでコミュニケーションを取りながら、イベントが進行していきます。参加ユーザーのパソコン画面に流れる映像は、過去に録画された動画ですが、チャットやコメントでリアルタイムのやり取りができるため、ライブ感を演出しやすいのが特徴です。

stopオンデマンド配信と疑似ライブ配信の違い

疑似ライブ配信と似たようなライブ配信形式としては、「オンデマンド配信」があります。オンデマンド配信は、事前に作成しておいた動画コンテンツをインターネット上へアップロードしておき、ユーザーに閲覧してもらう配信形式です。事前に録画した動画コンテンツを使うという点は共通していますが、両者には「コミュニケーションの有無」という大きな違いがあります。疑似ライブ配信では、チャットやコメントなどを使ってコミュニケーションが取れますが、オンデマンド配信ではリアルタイムでのやり取りができません。

また、両者は、「ユーザーが視聴するタイミング」も異なります。疑似ライブ配信では、配信日があらかじめ設定されており、当日に参加者が一度に集まって視聴する形式です。ライブ配信形式となるため、参加者は途中で動画の早送りや巻き戻しなどができません。一方、オンデマンド配信は、配信期間内であれば、ユーザーの都合の良いタイミングで自由に閲覧できます。動画の早送り、巻き戻し、一時停止なども可能です。

オンライン配信のやり方を解説

擬似ライブ配信の企画から配信まで

コムライブでは、企業のオンラインイベントの配信代行を企画から巻き取ることができます。イベントに付随するWEBサイト制作なども内製化しており、配信台本作成や接続テストなど手厚いサポートを強みにしています。ご相談、お見積り無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

疑似ライブ配信を実施するメリット

疑似ライブ配信には、以下のようなメリットがあります。

stop失敗する不安がないため気楽に取り組める

完全ライブ配信では、イベントの進行、動画撮影、マイクボリュームの操作など、全ての作業をリアルタイムで行うため、当日は大変な手間がかかります。ライブ配信では、失敗してもやり直しができないため、出演者たちは大きなプレッシャーを感じてしまうことでしょう。オンラインイベント当日には、司会者が風邪をひいてしまうなどの予期せぬハプニングが起こる可能性もあります。その点において、疑似ライブ配信ならば、事前に収録したものを流すだけなので、気軽に取り組むことができます。

stop参加者とリアルタイムコミュニケーションが可能

参加者と、リアルタイムでコミュニケーションが取れることも、疑似ライブ配信ならではのメリットです。参加者からの問い合わせや質問などにも、その場で回答できるため、参加者を置き去りにしてしまう心配がありません。また、アンケートを取って、参加者の反応をすぐにチェックすることも可能です。

stopリード獲得が期待できる

疑似ライブ配信は、リード獲得につながりやすいというメリットもあります。疑似ライブ配信を通して、自社の製品やサービスの紹介、活用シーンなどをプレゼンテーションすることで、見込み客へアプローチできます。さらに、チャットやコメントでフォローを入れておけば、参加者が自社の製品やサービスに興味を持つきっかけとなるかもしれません。

stop同じイベントを繰り返し配信することも可能

動画コンテンツを流用すれば、同じ内容のイベントを繰り返し配信することも可能です。一度では理解ができないような難しいテーマも、何度か配信することで、参加者の理解が深まりやすくなることでしょう。

オンラインイベントの開催方法でお困りですか?

コムライブは、ビジネス・カンファレンス系の案件など、オンライン配信サービスの経験が豊富です。オンラインイベントの企画・配信サービスをお探しの方は、ぜひお問い合わせください。

疑似ライブ配信のやり方

ここからは、疑似ライブ配信のやり方について、解説していきます。

stop疑似ライブ配信で用意するもの

疑似ライブ配信では、録画編集済みの動画コンテンツが必要です。オンラインイベント当日に間に合うように、スケジュールに余裕をもって動画コンテンツ制作に取り組んでおきましょう。また、動画コンテンツを配信するための配信ツールも用意しておかなくてはなりません。各社から色々なタイプの配信ツールが販売されていますので、自社で使いやすそうなものを導入してみてください。そのほかに、インターネット環境、配信用のパソコン、チャットやコメント対応スタッフの準備も必要です。

stop疑似ライブ配信の手順

配信ツールを使って、事前に作成しておいた動画コンテンツをアップロードして、ストリーミング変換を実行しておきます。オンラインイベントの開催時間になったら、開始ボタンを押して、疑似ライブ配信をスタートさせてください。疑似ライブ配信中は、チャットやコメント欄にも目を配るようにして、必要があればすぐに対応しましょう。オンラインイベントが終了したら、疑似ライブ配信を停止してください。

オンラインイベントの当日は、スムーズな配信が行えるように、担当者間で配信オペレーションについて、綿密な打ち合わせをしておきましょう。また、事前にテスト配信やリハーサルも行い、万一のトラブル時の対応についても考えておきましょう。

Nagatacho GRiD, 3F live streaming studio

疑似ライブ配信を実施する際にはセキュリティー対策を万全にしておく

BtoBマーケティングでは、会員向けライブ配信のように参加者を限定したオンラインイベントを開催するケースも少なくありません。その場合には、オンラインイベントの内容や参加者の情報が外部に漏れないように、十分な注意が必要です。再生できるドメインやアクセスできるIPアドレスなどに制限を設けたり、IDやパスワード認証を設けるなどのセキュリティー対策をしておくとよいでしょう。また、擬似ライブ配信を実施する際には、配信ツールについてもセキュリティー制の高いビジネス向けのものを選んでおきましょう。

疑似ライブ配信でリード獲得効果を高めるポイント

疑似ライブ配信を開催して、リード獲得効果を高めるためには、事前の告知が必要です。どんなに素晴らしい内容のオンラインイベントを開催したとしても、肝心の参加者が少なければ、見込み客の獲得が難しくなってしまいます。事前の集客活動にも積極的に取り組むことが疑似ライブ配信成功のポイントなのです。

まずは、取引先や見込み客の中から、自社の製品やサービスにマッチする人たちをリストアップしておくとよいでしょう。オンラインイベントに参加して欲しい人の選定が終わったら、直接電話をかけたり、ダイレクトメールを送信するなどして、オンラインイベント開催の案内を行います。その際には、参加者に対して何かしらの特典を用意しておくと、オンラインイベントの集客率を高めることができます。

BtoBマーケティングでは、アフターフォローも非常に重要です。疑似ライブ配信終了後も、見込み客とのコミュニケーションを大事にして、成約につなげるようにしましょう。

擬似ライブ配信についてのまとめ

擬似ライブ配信は気軽に取り組めるのがメリットです。チャットで参加者と積極的にコミュニケーションを取ることで、リード獲得も期待できます。BtoBマーケティングで成果を出したいのであれば、ぜひ擬似ライブ配信に取り組んでみてはいかがでしょうか。擬似ライブ配信を成功させるためには、自社の製品やサービス内容にマッチした参加者を選ぶことがポイントです。取引先や見込み客に対して、事前の案内も徹底しておきましょう。

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