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【2022年版】メタバースでイベントを開催する方法は?事例・費用も解説します

Nagatacho GRiD, 3F live streaming studio

現実世界のような仮想空間として話題になっている「メタバース」。そんなメタバースですが、2022年現在、様々な活用方法が模索されています。数ある活用方法の中でも、特にイベントにメタバースを利用する方法が注目を浴びています。

そこで、当ページではメタバースを活用したイベント・展示会の費用や事例から、イベントを成功させるコツまで紹介します。イベント関係者なら押さえておきたい必見ポイントを簡潔に解説します。

目次
メタバースの定義
メタバースの利用方法・費用
  • 社内で開発する
  • 社外に外注する
  • レンタルする
  • 無料で利用する
イベント・展示会事例5選
  • 社内でのメタバース活用事例
  • 社外でのメタバース活用事例
メタバースを利用するメリット・デメリット
  • メリット
  • デメリット
メタバースイベントを成功させるコツ
  • 没入感を感じられる設計
  • 大人数に対応した環境
  • 双方向性を保証する作り
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メタバースの定義

最初にメタバースの定義について解説します。

一言でメタバースを説明すると、「現実世界によく似た仮想空間」です。現実世界のように終わりがなく、多くのユーザーが同時に接続できる空間です。また、メタバース空間のデータはブロックチェーン上に保存されているのも特徴の1つです。

ただ、メタバースの定義は、サービスや話す人によって異なることが多いです。そこで、当ページでは、メタバースの定義を「ブロックチェーンか関係している仮想空間」としています。

また当ページでは、メタバースを利用したイベントの解説が中心です。もし、メタバースとは何かといったメタバース自体について知りたい方は、「メタバースとは?ブロックチェーンエンジニアがわかりやすく解説」の記事が参考になります。

メタバースの利用方法・費用

では気になるメタバースの利用方法や費用を見ていきましょう。メタバースを利用してイベントを行う方法にはどのような方法があるのでしょうか。

stop社内で開発する

まず、メタバースを開発する選択肢としては、社内のエンジニアがチームを組んで行う方法があります。

社内で開発する場合、自社で行うイベントに合わせてメタバース空間をカスタマイズできるのが特徴です。また、メタバース空間に変更を加えたい場合でも、社内に開発情報がストックされているため、変更が楽に行えます。

ただ、メタバース空間を作るために必要な「Unity」という言語を使えるエンジニアや、ブロックチェーンを扱えるエンジニアが必要になります。

stop社外に外注する

社内にメタバース空間を作るエンジニアやブロックチェーンを扱えるエンジニアがいない場合は、社外に外注する選択肢があります。

社内にメタバース空間を作るのに必要なエンジニアがいなくても、メタバース空間を作れます。

ただし、開発費は社内で開発する時よりも高くなりやすいです。具体的には最低でも100万円ほど、高いと1000万円ほど開発にかかることも。また、開発の知識が社内に溜まらないため、次回のアップデートが大変になる場合もあります。

stopレンタルする

メタバースを活用したイベントを頻繁に行わない場合に便利なのが、レンタルです。サブスクリプション制で月額費用1万円ほどで使えるメタバース空間サービスもあります。

カスタマイズ性は高くはありませんが、初期費用が押さえられてメタバース空間を利用できるので、頻繁にメタバースを使ったイベントを行わないなら、レンタルが安く済みます。

もし、イベントに利用するメタバース空間のカスタマイズ性を上げたい場合や、自社でメタバース空間を所持したい場合は、自社開発か外注すると良いでしょう。

stop無料で利用する

メタバース空間を無料で利用できるサービスも数多くあります。ただし、ちゃんとしたイベントを開催する時にはおすすめはしません。

なぜなら、カスタマイズはできない上、メタバース空間にアクセスできる人数が制限されてしまうからです。

一度メタバース空間を利用するために試しに使ってみるのは、おすすめです。

「メタバースのプラットフォームを分かりやすく解説します」の記事で、無料で利用できるメタバース空間をまとめているので、参考にしてみて下さい。

オンライン配信のやり方を解説

メタバースイベントの企画から配信まで

コムライブでは、企業のメタバースを活用したイベントの配信代行を企画から巻き取ることができます。イベントに付随するWEBサイト制作なども内製化しており、配信台本作成や接続テストなど手厚いサポートを強みにしています。ご相談、お見積り無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

イベント・展示会事例4選

この章では、実際にメタバースを利用したイベント事例を4つ紹介します。社内イベントと社外イベントそれぞれ紹介するので、どのようにメタバースがイベントに利用されているか参考になります。

stop社内でのメタバース活用事例

arrow_right社員総会×メタバース

https://www.atpress.ne.jp/news/306914

メタバース空間を利用して、社員総会を行った事例があります。この事例では、アバターやチャット機能を搭載したメタバース(仮想空間)上で、キックオフミーティングを約170名ほどで行ったとのことです。「没入感が凄いと感じた」という声があった一方で、「操作に慣れるための時間をもっと設けていれば良かった」という声もあったようです。

arrow_right社内表彰会×メタバース

https://ovice.in/ja/usecase-enjapan/

となりで話しているようなバーチャル空間として有名な「oVice」では、エンジャパンが社内表彰会にoViceを利用したとのこと。イベント側が事前に食事を各参加者の家に配送しつつ、oVice上で企画を行うことでイベントは好評だったようです。

stop社外でのメタバース活用事例

では続いて、社外向けイベントの事例や、展示会の例を紹介します。先ほどよりもtoB向けの事例や、ビジネス的な使われ方をしているイベント事例を用意しました。

arrow_rightNFT FESTA

https://nftfesta.com/

「NFT FESTA」は、個人クリエイターの展示会イベントです。メタバース上でイベントは開催され、個人クリエイターが作成したNFTが会場に飾られました。

参加者はアバター姿で会場を回りつつ、他のアバターともチャット機能を通じて会話ができることで、現実世界の展示会のような感覚を味わえました。

arrow_rightBEAMS

https://www.beams.co.jp/news/2780/

アパレルブランドの「BEAMS」が「バーチャルマーケット2021」イベントで、メタバース上に店舗を出店したことが話題になりました。BEAMSの店員がアバターを利用して接客を行い、ユーザーは気に入った商品があれば実際に買えるといった内容です。現実世界で使えるアイテムの他、デジタルデータも販売されました。

オンラインイベントの開催方法でお困りですか?

コムライブは、ビジネス・カンファレンス系の案件など、オンライン配信サービスの経験が豊富です。オンラインイベントの企画・配信サービスをお探しの方は、ぜひお問い合わせください。

メタバースを利用するメリット・デメリット

前章のメタバースを活用したイベントや展示会の事例から、かなり幅広いイベントが行われていることが分かったのではないでしょうか?

では、わざわざメタバース上でイベントを行うメリットは何でしょうか?この章では、メタバースをイベントや展示会で利用するメリット・デメリットを解説します。

stopメリット

メタバースをイベントに活用するメリットは以下の4つです。

・新規の顧客層にアプローチできる

・大規模な人数を集客できる

・現実世界ではできないリッチな演出ができる

・商品やサービスのイメージを掴みやすい

まず最初のメリットは、現地開催型のイベントでは立地の関係や会場の雰囲気から来ないであろう層も、メタバースイベントなら集客できます。

また、現地型のイベントと異なり、建物の収容能力は非常に高いため、大規模な人数の集客も可能です。

さらに、メタバース上ならではの3DCGを利用した演出などができるのも、大きな魅力です。このリッチな演出によって、ユーザーの体験満足度を高められます。

最後に、3Dイメージで商品を参加者やユーザーに見せたり、サービスを疑似体験してもらうことで、参加者は商品・サービスのイメージを掴みやすいというメリットがあります。

stopデメリット

一方で、メタバース上でイベントを開催するデメリットもあります。

・操作が大変

・参加者同士の交流が難しい

・トラブルの防止が必要

1つ目のデメリットは、ユーザーや参加者側の慣れがないと、操作が大変ということ。VRゴーグルを初めて使う場合は、慣れが必要なこともあるので、事前に利用方法の説明があると良いでしょう。

また、2つ目のデメリットは、知らない参加者同士の交流は、企画の段階でしっかり調整しないと、難しい点です。ただし、企画をしっかり行えば、アバターを利用している分、交流者同士の交流や、主催者側と参加者側の交流がスムーズに行われます。

3つ目のデメリットは、イベントの主催者側がトラブル防止のために事前にテストを行う必要があるということです。特に、音声トラブルがあると参加者の満足度が下がりやすいため、音声テストは入念な準備が必要です。

Nagatacho GRiD, 3F live streaming studio

メタバースイベントを成功させるコツ

stop没入感を感じられる設計

メタバースは没入感を感じやすい仕組みです。PCやモバイルだけでもメタバース空間にアクセスできますが、VRゴーグルがあるとより没入感を味わえます。

ただ、アバターの視点が一人称視点でなかったり、空間の作りが雑だったりすると、没入感を味わうどころか参加者の満足度が一気に下がってしまいます。

そこで、メタバース空間は細かいところまで作り込み、かつ現実世界では体験できない3DCGを利用したエフェクトなどを取り入れると参加者の満足度は上がるでしょう。

stop大人数に対応した環境

イベントや展示会の参加人数によりますが、大人数が一斉にメタバース空間にアクセスすると動作が重くなってしまうことも。

メタバース空間の設計の段階で、対応人数に合わせた設計を行いましょう。また、イベントの前にテストを入念に行い、アクセスが集中しても動作が重くならないようにしておきましょう。

stop双方向性を保証する作り

メタバース空間ではアバターを利用します。アバターを使って交流するメリットは、心理的負担が減り、現実世界よりも気軽に交流できることです。

ただ、主催者側と参加者側の交流の設計をしっかり組んでおかないと、せっかくのメリットもなくなってしまいます。事前に、主催者側と参加者側の交流をうまく行えるように企画を組みましょう。

また、音声トラブル防止のために、事前に音声テストも入念に行うと非常に良いです。

メタバースイベントならcomlive

ここまで記事を読んでいただきありがとうございます。当サイトcomliveでは、企業向けにメタバースを活用したイベント支援を行っています。

当ページを読んでいただいている方で、メタバースを利用したイベントを考えている方がいれば、ぜひ一度お話し下さい。ただ、comliveがどれほど実績があるか不安な方もいらっしゃると思うので、簡単に以下でcomliveの説明をさせていただきます。

stopブロックチェーンに強い会社が運営

comliveはGaiax株式会社が運営しています。Gaiaxには、経験豊富なブロックチェーンエンジニアが所属しており、ブロックチェーン協会理事を勤めている方もいます。

また、社内にブロックチェーンを利用したノウハウがストックされています。

stopリアル配信で実績があるcomlive

comliveは、リアル配信事業を中心に展開しています。これまで、上場企業のPRイベントから官公庁の主催のイベント配信など幅広い実績を誇ります。

また、リアル配信というトラブルがつきものである事業だからこそ、事前のすり合わせやテストを入念に行い、安心してリアル配信ができる仕組みを徹底しています。

stop台本作りから支援

さらに、comliveは台本作りから支援させていただき、集客から配信まで一気貫通した支援を行っています。

そのため、初めてリアル配信を行う方からも好評をいただいています。

メタバースを利用してイベントを考えている方がいれば、ぜひ一度comliveにご相談下さい。

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