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参加型のオンラインイベントでリード獲得する方法を解説

FEATURE #02

インターネットが進化したことに加え、感染症の影響で、非対面のサービスやイベント、セミナーなどが急増しています。これは、消費者に向けたものだけでなく、ビジネスの世界でも同様です。中でも、参加型のオンラインイベントは人気です。こちらでは、参加型のオンラインイベントのメリットやデメリット、どのようにすればリード獲得や売り上げアップにつなげられるかを考えてみましょう。

目次

参加型オンラインイベントのメリットとデメリットや注意点

stop参加型オンラインイベントのメリット

arrow_right開催者のメリット

参加型オンラインイベントやウェビナーのメリットの一つは、会場などの経費を抑えられることにあります。リアルのイベントやセミナーの場合、会場費はもちろんのこと、参加型のケースではマイクを用意する、マイクを手渡すスタッフを配置するなど、設営コストや人件費も必要です。一方、オンラインイベントの場合は、それらの費用を節約できるのが利点です。コストカットが可能なことで、イベント開催が手軽にできるのが、オンラインイベントのメリットといえるでしょう。

arrow_right参加者のメリット

気軽に参加してもらえるのも、オンラインイベントの良さです。リアルのイベントだと、企業が多く集まる首都圏や大都市圏で開催するケースが増え、地方の企業などに参加してもらうのは難しくなります。オンラインで開催すると、参加者は距離的・時間的コストを考えずに、好きな場所から参加可能なので、魅力的なイベントを開催すれば、多くの来場者を期待できるに違いありません。気軽に参加してもらえることで、今までターゲットにしてこなかった客層にアプローチできる可能性もあります。参加型にすると、幅広い意見を聞く機会ができ、主催者側にとってのメリットは大きいといえます。

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stop参加型オンラインイベントのデメリット

利点が多い参加型のオンラインイベントですが、参加者にオンラインツールを使ってもらわなければならない点がデメリットです。ビジネスの世界では、オンラインツールの使用機会が増えていますが、それでも手間取る方はいますし、通信環境によってはストレスなく参加するのが難しいケースも見受けられます。集客もオンラインになることが多いので、幅広い参加を呼び掛けるには、宣伝方法の工夫が必要でしょう。また、イベント開催効果や収益を上げにくい業種もあります。例えば、食品の試食はできませんし、実際に商品に触ってもらって魅力を伝えるのは難しいといえます。

stop開催の注意点とは

開催に当たっては、リアルのイベントや一方方向のオンラインイベントとは異なるアプローチがカギになります。まず、参加型のオンラインイベントでは、参加したくても参加しづらい、できないといった事態を防ぐ方策が必要です。オンラインイベントやウェビナーは一般的になってきたとは言え、オンラインツールの使い方をマスターしていない人は一定程度います。そのような人たちに気持ちよく参加してもらうために、事前にルール決めをし、操作方法を配布したり、イベント開催前に画面上で操作説明を映し出すなどの工夫ができるでしょう。

さらに、参加者を飽きないような仕組みづくりが大事になります。オンラインの場合、イベントが面白くない、参考にならないと感じると、自由に退出できてしまうからです。画面上のデザインをスタイリッシュにしたり、視覚的な資料を多用し、参加の機会を時間内に分散するなどの工夫ができるかもしれません。参加者のデータ分析が可能になるシステムも重要です。参加者が入力しやすいフォームを作成したり、イベントの様子を録画したり、ログの収集ができるようにすると、リード獲得につながる情報が得やすくなります。

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ビジネスにつなげるためのポイント

参加型のオンラインイベントやウェビナーは、主催者側と参加者、参加者同士のコミュニケーションによって成り立ち、お互いのやり取りから、自社製品やサービスに対する考えや興味を知ることができます。活発に参加してもらい、反応を引き出すことで、リード獲得や売上アップにつなげられるに違いありません。なお、効果的な参加型オンラインイベントとするには、いくつかの要素を重視して企画することが大事です。

stop双方向のやりとり

まず一つが、双方向のやりとりです。会場等で行うリアルなイベントに比べてオンラインイベントは、主催者側も参加者も、自分の意図が伝わっているかがわかりにくいのがデメリットです。特に、プレゼンテーション資料を画面に表示させると、主催者側から参加者の表情や反応が見えず、伝わっているかどうか不安になります。参加者側も、画面を通すことで、反応を示しにくいと感じるようです。これらのデメリットを解消してリード獲得に結び付けるには、主催者側が参加者に対して意見を求め、発言してもらうことが重要です。

例えば、主催者側が提供した情報に対し、ある一人の人に意見を述べてもらい、次に別の参加者に対して、前者が述べた意見に対する考えや感想を述べてもらうようにすると、参加者が主体的にイベントに参加することができるようになります。そうすることで、参加者一人一人のリアルな反応を引き出し、各参加者がリードに繋がるかどうかの度合いを推し量ることが可能になります。

stop議論の進展を促進

参加型のオンラインイベントで重視したい別の点が、議論の進展を促すことです。参加者の議論を促進させる方法は、商品開発やサービス展開、ひいては事業の方向性を占うマーケティングに役立ちます。そのやり方の一例ですが、まず、テーマを提示し、参加者が自由に意見を述べる場を設けます。参加人数が少ない場合は、挙手機能などを使い、意見出しをしてもらいます。人数が多い場合、リアルなイベントでは、数人ずつチームになってもらい、一定時間ディスカッションをしたのち、発表してもらうのが一般的です。オンラインの場合は、グループ分け機能を使うと、同様のことが実現できるかもしれません。

議論の進展を促す場合は、意見出しをした後に、賛同できる意見に投票したり、それぞれの意見をさらに発達させる形でアイデア出しを行うなど、これまで積極的に参加していない人も、何らかの意思表示ができる場面を設けるようにします。そうすると、参加者各人の考えや期待値をくみ取り、ビジネス展開に役立てられるに違いありません。

stopテーマの設定

活発な議論ができるオンラインイベントとするためには、テーマの決め方が大切です。あえて意見が分かれるようなテーマを設定し、あらかじめ複数の選択肢を用意して、参加者に対してどれが良いかといった問いかけをすると、お互いに意見を出しやすく、話し合いが盛り上がるケースが多いようです。

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実り多い参加型オンラインイベントにするために

オンラインイベントの中でも参加型のものは、リアルなイベントやセミナー以上の効果を上げる可能性を秘めています。参加型のオンラインイベントを成功させられるか、ビジネスに結び付けられるかは、ひとえに主催者側の準備と工夫にかかっています。参加する人が飽きることなく、参加したい、しやすいと思えるような、参加者の気持ちに立った配慮がポイントになります。

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