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【2022年版】オンライン展示会に強いプラットフォーム4つを比較

オンライン展示会と一口に言っても、展示会の種類から開催にあたってどのプラットフォームを利用するかなど、検討する項目は複数あります。

例えば、複数の会社と合同でオンライン展示会をするのか、自社のみでオンライン展示会をするのかでは、利用するプラットフォームが変わります。

そこで、当ページではオンライン展示会とはそもそも何か、オンライン展示会の開催方法を解説した後、オンライン展示会に強いプラットフォームを5つ比較します。

最後まで読んでいただくことで、オンライン展示会の企画・運営が初めての方でも、展示会の流れをつかめるので、当日イベントを成功させやすくなります。

目次
オンライン展示会の開催方法と手順
オンラインプラットフォーム4つを比較
オンラインイベントでマネタイズする方法

オンライン展示会とは?費用も解説

そもそもオンライン展示会とはどのようなものなのでしょうか?また費用はどれくらいかかるのでしょうか?

この章では、オンライン展示会の概要をざっくりと説明します。

stopオンライン展示会とは

ずばりオンライン展示会とは、オンライン(Web)上で開催される展示会のことです。

バーチャル展示会やWEB展示会とも言われます。主に仮想空間上で開催されるため、従来の展示会のようにリアルに感じられるという特徴があります。

オンライン展示会は、オンライン展示会用のプラットフォームを利用することでシステム構築をすることなく、3DCG空間を利用する場合が多いです。

stopオンライン展示会にかかる費用

オンライン展示会にかかる費用には大きく分けて、以下の2種類があります。

・出展料金

・コンテンツ制作料金

まず出展費用についての相場ですが、簡易的なブースを利用する場合であれば10万~20万ほどです。ただ、高性能のツール利用などオプションをつけると100万円ほどかかる場合もあります。

次にコンテンツ制作費用ですが、この費用は展示会プラットフォームを利用するかしないかで変わってきます。

展示会プラットフォームを利用すると3D空間を利用できるため、展示会で使うコンテンツ制作費用のみに抑えることができます。

一方、自社で3D空間やメタバース的な空間を作る場合はコンテンツ制作費用は100万以上になります。

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オンライン展示会は2種類

最初にお伝えするとオンライン展示会には2種類あります。

・他社と合同で行うタイプ

・自社の単独で行うタイプ

以下で、2種類のオンライン展示会の特徴を解説していきます。

stop合同出展型オンライン展示会

複数の企業と一緒に展示会を行うのが、合同出展型オンライン展示会です。

合同出展をする場合は、イベントの主催側が用意したプラットフォームを利用して自社の商品やサービスを展示します。

合同で展示会をやるメリットとしては、やはり自社で展示会をやる場合と比較して楽なことでしょう。プラットフォームの提供もイベント主催側が行ってくれる上に、集客も行ってくれます。

また、複数の企業が参加する分、自社のみでイベントを行う場合よりも多くの参加者を呼び込みやすいです。そのため、これまでは接点のなかった潜在顧客との接触もしやすいでしょう。

デメリットとしては、展示会の自由度が下がることです。というのも、イベント主催側のテーマや要望があるため、自社のコンテンツの自由度が制限されます。

stop自社完結型オンライン展示会

自社のみの単独で行うのが、自社完結型オンライン展示会です。

主な開催方法としては、自社のサイト上で展示会を行う方法です。

合同出展型の展示会だと、イベントで利用するプラットフォームの提供から集客までイベント主催者側が行ってくれますが、自社完結型の場合は、全て自社で行う必要があります。そのため、コストがかかりやすいのがデメリットです。

ただ、自社のみでのオンラインイベントなので、コンテンツに制限は当然なく、自由度が高いカスタマイズができます。また、何度もオンライン展示会を行う場合は、プラットフォームを使いまわせるうえ、ノウハウを社内に蓄積できるため、費用対効果も高いです。

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オンライン展示会のメリット

では、従来の会場集合型のオフライン展示会と比較すると、オンライン展示会のメリットは何でしょうか?

結論から申し上げると以下の3つがオフライン型の展示会にはない、オンライン展示会の強みです。

・低コストで開催できる

・時間や場所にとらわれない

・参加者のデータを蓄積できる

1つずつ、詳細を見ていきましょう。

stop低コストで行える

オンライン展示会の1番のメリットは、開催にあたってのコストが低いことです。

オフラインの現地集合型の展示会だと、出展料や照明デザイン費用を含めたブースの設置費用がかかります。また、会場の規模によっては現地のスタッフが数十人になることも。

オンライン展示会であれば、プラットフォームを利用する場合はブースの出展料だけで済むうえに、スタッフも少人数で対応が可能です。

また、従来のオフライン展示会であれば資料を紙に印刷していたところを、オンライン展示会であれば、データで配信できます。

stop場所や時間にとらわれない

オンライン展示会をはじめオンラインイベントは、ネット環境さえあれば日本の地方でも海外からでも参加が可能です。

そのため、従来のオフライン展示会では、遠方のため参加したくてもできなかった参加者も気軽に参加しやすくなります。

また、オンラインイベントは移動の時間がかからないため、参加者側が準備に時間をかけなくて良いというメリットもあります。

参加者は、オンライン展示会の開催時間の10分前に参加準備をすればいいので、参加することのハードルも下がります。また、入退室も気軽にできるのはオンラインならではのメリットです。

stopデータの取得ができる

オンライン展示会では、あらゆる場面で参加者のデータを蓄積できます。

例えば、参加申し込み時の名前とメールアドレスをリストにすれば、潜在顧客リストが作成できます。また、参加者のブース閲覧時間や行動履歴をデータで取得することで、参加者のより深いインサイトの把握に繋がります。

さらに、そのデータを活かし、サービスの改善から社内の営業活動の改善に役立てることも可能です。

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オンライン展示会の開催方法と手順

オンライン展示会の種類やメリットが分かったところで、具体的な開催方法について確認していきましょう。

この章を確認いただくことで、オンライン展示会を行ったことがない方でも、大枠の流れをつかむことができます。

stop1.プラットフォームを利用するか決める

まず、オンライン展示会用のプラットフォームを利用するのか、それとも自社でオンライン展示会用のプラットフォームを構築するのかを決めましょう。

自社で作るかプラットフォームを利用するかの基準は、自社のみでオンライン展示会をどれくらいの頻度で行うかでしょう。

他社と合同でオンライン展示会を行う場合は、自社のサービスとマッチした展示会に申し込むのが一般的です。そのため、3D空間を演出するプラットフォームを自社で作るのはコスト面で割高になってしまいます。

もし、自社のみで展示会を行う場合であってオンライン展示会やオンラインイベントを頻繁に行わない場合は、既にある展示会用プラットフォームを利用してしまった方が割安です。

プラットフォームを自社で作成する場合は、数百万円の開発費用がかかるため、コストに見合うかどうかを、まずは試算すると良いでしょう。

stop2.展示会のコンテンツ作成

既存のオンライン展示会用プラットフォームを利用するか、自社でプラットフォームを作るか決まったら、展示会の自社ブースのコンテンツ制作に取り掛かります。

ブース内で講演やセミナーをする場合は、その台本制作も必要になります。

3.告知・集客

オンライン展示会の開催が決まったら、早めに自社のwebサイトやSNSで告知・集客をしましょう。

参加者の予定を早めに確保しておくことで、当日どれくらいの参加者数になるのかが把握でき、当日の展示会でスタッフが少ないといった問題を事前に潰すことができます。

また、集客方法は、自社のオンライン展示会に参加するターゲット層を明確にすることで、使い分けると効果的です。例えば、ターゲット層が若い場合は、webサイトやSNSを使い、ターゲット層の年齢が高い場合は、メールも使うなどとすると良いでしょう。

stop4.複数回のリハーサル

イベント用のコンテンツも出来上がり、準備が整ってきたら複数回リハーサルを行いましょう。

最低でもオンライン展示会の3日前にはリハーサルが完了していることが望ましいです。というのも、リハーサルを行うと少なからず修正点があったり、場合によっては機材の追加購入が発生します。

オンライン展示会まで3日あれば、Amazonで必要な機材を購入しても間に合うため、3日以上前にはリハーサルが完了していると心配がないです。

stop5.展示会後のアフターフォロー

オンライン展示会が終了したら、参加者のアフターフォローも心がけましょう。ブースに来場してくれた参加者にはその日のうちにメールを送りましょう。

そうすることで、自社のサービスや商品に興味がある顧客の熱が冷める前に、しっかりアプローチできます。せっかく展示会が成功しても、その後のアフターフォローでリードを逃してしまうのは勿体無いので、アフターフォローは徹底しましょう。

オンラインイベントの企画から配信まで

コムライブでは、企業のオンラインイベントの配信代行を企画から巻き取ることができます。イベントに付随するWEBサイト制作なども内製化しており、配信台本作成や接続テストなど手厚いサポートを強みにしています。ご相談、お見積り無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

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オンラインプラットフォーム5つを比較

この章では、既存のオンライン展示会用のプラットフォームの利用を検討されている方に、プラットフォームを5つ紹介します。

合同出展型タイプと自社完結型タイプのそれぞれのプラットフォームの特徴を解説します。

stopDMMオンライン展示会

コストを抑えてオンライン展示会を行いたい方におすすめなのが、DMMオンライン展示会です。

DMMオンライン展示会では、出展料が無料かつDMMが主体となってイベントを行うため、企業側の負担が少ないです。

また、各週ごとに様々なテーマの展示会が用意されているため、自社にあった展示会が見つけやすいのも嬉しい特徴です。

その他にも、自社のブースは画面の案内に従って情報を入力すれば完成する仕組みのため、ブースの設置が非常に楽です。

stopEventHub

EventHubは、オンライン展示会の主催側と参加者のコミュニケーションを促進するプラットフォームです。

オンライン展示会はもちろん、オフラインとオンラインの両方でイベントを行うハイブリッド型イベントにも対応していたりなど、対応しているイベントの幅が広いのも特徴です。

また、イベント運営に関わる機能が充実しているのもポイント。例えば、事前登録ページの作成から、チャット機能、アンケート配信、参加者のデータ取得・分析などが行えるため、オンライン展示会が初めての方でも安心してご利用いただけます。

stopmeet × meet

meet × meet(ミーツ)はオンライン展示会が初めての方でも簡単にオンライン展示会の企画から運営まで行えます。もちろん出展ブースの制作から、来場者のデータまで管理可能です。

また、ミーツであれば、自社のみのオンライン展示会も行えるため、合同展示会ではなく、自社のみの展示会を検討されている方にもおすすめです。

stopV-MESSE

V-MESSEは凸版印刷が運営する3Dバーチャル展示会プラットフォームです。

CGでオンラインブースを設置できたり、360度のVRコンテンツにも対応しています。

ブースから担当者にビデオ通話を直接繋ぐことでオンラインの商談が簡単にできたり、来場者の管理を行えるため、データを蓄積することが可能です。

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