コロナ禍を契機に、DXの加速が至る所で見られます。国土交通省が約12,000社に行なったアンケートによると、デジタル施策に取り組んでいる企業の約15%が「オンラインセミナーなどの開催」を行なっていることが分かりました。
「自分の会社でもウェビナーの普及が進んだ」という方もいるでしょう。ただ、以下のような疑問をお持ちではないでしょうか?
「どうすればウェビナーで顧客を獲得できるのか?」
「ウェビナーの企画に実績のある会社はどこだろう?」
上記のお悩みを解決するために、当記事では「ウェビナーマーケティング」について解説します。当記事を読んでいただければ、幅広いユーザーを獲得できる「ウェビナーマーケティング」について理解できます。
また、弊社ガイアックスではオンライン配信サービスを提供しております。オンライン完結型のイベントから、オフライン会場とオンラインのハイブリット配信まで実績があります。イベントのヒアリング段階から、配信台本作成・接続テスト、集客のお手伝いなど手厚いサポートをいたします。軽い相談からでも構いません。ぜひお気軽にお問い合わせください。
- ウェビナーマーケティングの需要拡大
- ウェビナーとは
- ウェビナーマーケティングとは
- リーチできる顧客層が広がる
- 見込み顧客の育成につながる
- 利便性が高くコスト削減につながる
- コンテンツを充実させる
- 顧客の目線に立つ
- ウェビナー終了後のフォローアップを徹底する
- ツールで効率化する
- 株式会社カミナシ様
ウェビナーマーケティングとは
最初にお伝えすると、「ウェビナーマーケティング」とは、ウェビナーを利用したマーケティングです。具体的には、ウェビナーを通じて商品やサービスの購入を促すことを指します。ただ、上記の説明だけではイメージがつきにくいと思いますので、この章で分かりやすく説明します。
stopウェビナーマーケティングの需要拡大
そもそも、ウェビナーを利用したマーケティングの需要は拡大傾向にあります。というのも、ウェビナー自体が場所を選ばないため、日本の地方の方や海外の方に参加してもらえるという特徴があります。
また、近年ではコロナの影響により感染症防止の観点から、オンラインでのウェビナーの需要が増加しています。その他にも、ウェビナーに参加した人のデータを活用して、次回のウェビナーの改善ができることも需要拡大の要因と考えられます。
arrow_rightDXとコロナ
コロナの影響により、2020年から「新しい生活様式」に対応するため、DXの加速が見られます。DXとは「Digital Transformation」の略で、デジタルの活用によってビジネスモデルやライフスタイルが変化することを意味しています。
国土交通省が約12,000社に行なった調査によると、コロナ禍を契機にDXに取り組んでいる企業は全体の約75%に上りました。そのうち、DXの取組み施策として「オンラインセミナーなどの開催」を選択した企業が約15%でした。
※参考:「第4節 デジタルトランスフォーメーション(DX)の遅れと成長の停滞」
ZOOMを利用したオンライン会議をはじめ、ウェビナーの需要も多くの企業で高まっていることが分かります。
stopウェビナーとは
改めてですが、そもそも「ウェビナー」とはどういう意味でしょうか?結論からお伝えすると「ウェビナー」とは、動画配信を活用したセミナーをインターネット上で実施することです。また、ウェビナーには大きく3つの種類があります。
・リアルタイム方式:開催時間を指定してセミナーをライブ配信する方式
・録画方式:事前に録画した動画をwebにアップロードする方式
・擬似ライブ方式:録画した動画を流すが、コミュニケーションの部分はリアルタイムで行う方式
当記事で解説する「ウェビナーマーケティング」は主にリアルタイム方式を活用しています。詳しくは次項で解説します。
stopウェビナーマーケティングとは
この章の冒頭でお伝えしたとおり、「ウェビナーマーケティング」とはウェビナーを利用したマーケティングを指します。ウェビナーマーケティングのゴールは、参加者に商品やサービスを購入してもらうこと、又は興味を示してもらうことです。そのために、主催者は参加者に対して、顧客の抱える課題の解決方法を示すべく有効な情報を提供し、見込み客の購買意欲を高めます。
ウェビナーマーケティング実践のメリット
ウェビナーマーケティングをうまく実践できれば、様々なメリットがあります。特に以下3つは、ウェビナーマーケティング実践の大きなメリットです。
・オフラインよりもリーチできる顧客層が広い
・見込み顧客(リード)が育成しやすい
・会場集客型よりもコストがかからない
上記のメリットを、1つずつ解説します。
stopリーチできる顧客層が広がる
ウェビナーの特性上、イベントの開催場所に縛られないため、地方の方や海外の方など、会場集合型のセミナーよりも多くの方に参加してもらえます。そのため、オフラインのセミナーではリーチできなかった顧客に参加してもらえる可能性が高いです。
また、ウェビナーに参加できなかった顧客がいた場合でも、ウェビナーの様子をwebにアップロードすることで、イベント後に自社サービスについて認知してもらえます。
stop見込み顧客の育成につながる
先ほどお伝えしたように、ウェビナーはネット環境があれば参加できます。そのため、幅広い顧客に接触することができます。
また、ウェビナーの申し込み時に、参加者の方にメールアドレスを登録していただければ、それが顧客リストになります。
さらに、ウェビナーで動画や画像を利用して自社サービスについて分かりやすく解説することで、サービスの認知・関心を持ってもらいやすいです。
そして、ウェビナー終了後に作成した顧客リストをもとに参加者との関係を継続することで、見込み顧客の育成が効率的に行えます。
その他にも、ウェビナーならリアルタイムで質疑応答ができるので、顧客満足度が高まりやすく、見込み客育成に繋がります。
stop利便性が高くコスト削減につながる
ウェビナーはオンライン型のセミナーのため、会場集客型のセミナーと比較して、コストが抑えられます。会場集客型セミナーだと、以下のようなコストがかかります。
・会場のレンタル費用
・スタッフの交通費用
・スタッフの人件費
・配布資料の印刷
ただ、ウェビナーであれば会場を必ずしもレンタルする必要はありません。また、配布資料もデータでネットに公開するだけで良いので、印刷の手間がかかりません。そのため、主催者側のコストはもちろん、参加者側の移動などにかかるコストも削減できます。
効果を最大化するためのポイント
では、ウェビナーを実施する時にどのようなことが重要になるのでしょうか?結論としては、以下の4つがウェビナーの効果を最大化させるのに重要です。
・参加者が興味をもつコンテンツ
・主催者目線ではなく、顧客目線
・ウェビナー終了後のフォローアップ
・ツールで効率化
1つずつ解説します。
stopコンテンツを充実させる
せっかく多くの参加者を集客できても、コンテンツが退屈だと途中で退室されてしまうことも。また、自社のサービスが良くても、コンテンツに画像や動画が少なかったり、抑揚のない説明だとサービスの良さが伝わりにくいことがあります。そのため、飽きづらく、分かりやすいコンテンツになるように工夫が必要です。
また、コンテンツを含めたウェビナー自体のクオリティを上げるためには、事前準備が重要です。リハーサルを何回も繰り返すことでコンテンツも改善できる上に、慣れることもできるため、本番で余裕を持つことができます。
stop顧客の目線に立つ
ウェビナーは参加者があってのものです。ついつい、自社サービスのセールスをしたくなりますが、ウェビナーは参加者にとって価値のある情報を収集したり獲得したりする場所でもあります。セールスが強いと見込み客が離脱しやすいです。まずは顧客が抱える具体的な課題とその解決方法を提示し、顧客との信頼関係を築きましょう。
また、映像を流すだけ、一方的に説明するだけという場合でも、参加者の興味が薄れてしまいます。質疑応答の時間を設けるなどして双方向のウェビナーにすることで、なるべく関心を持ってもらえるようにしましょう。
stopウェビナー終了後のフォローアップを徹底する
ウェビナー中に参加者全員に個別に対応することは難しいです。しかも、参加者によってあなたの会社のサービスに、興味がどれくらいあるかは異なります。
ただ、ウェビナーに参加してくれた人全員が見込み顧客なので、ウェビナー終了後に参加してくれたことの感謝を伝えたメールを送信しましょう。その際に、参加者が知りたい情報と一緒にメールを送信すると、見込み客の育成に繋がります。
また、ウェビナー中はあなたの会社のサービスに興味があっても、ウェビナー終了後は興味・関心が薄れてしまうかもしれません。そうならないように、ウェビナー終了後はメールでフォローアップを徹底しましょう。
stopツールで効率化する
ツールを活用し、ウェビナーに参加した人のデータを分析し、次のウェビナーマーケティングに活かしましょう。
「動画の閲覧履歴」、「視聴者の滞在時間」、「視聴回数」、「アンケートの結果」などをツールを使って分析することで、何を次回改善すべきなのかが明確になります。
開催事例
当記事の冒頭でもお伝えしましたが、弊社ガイアックスのcomliveではオンライン配信サービスを提供しております。
上場企業のPRイベントから官公庁の主催のイベント、1万人規模の大型イベントまで対応させていただいた実績があります。
その中でも、ウェビナー関連の事例を1つ紹介します。
stop株式会社カミナシ様
株式会社カミナシ様の事業アップデートにあたり、お客様への説明会を開催いたしました。カミナシ様のウェビナーにあたり、オープニングの動画制作から台本作成、配信までをcomliveが担当。
カミナシ様の事例の場合は、新規顧客を対象としたウェビナーではなく、既存顧客が対象になります。このように、ウェビナーと一口に言っても、新規顧客向けなのか、既存顧客向けなのかによって目的が異なります。
comliveならお客様のゴールをヒアリングで丁寧にお聞きし、その実現のために台本作成から配信環境の設定まで行います。ウェビナーマーケティングをご検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
最後まで当記事を読んでいただきまして、ありがとうございました。