「初めてのハイブリッドイベントもcomliveのサポートで大成功!」30万回以上の視聴回数を記録した動画広告の効果も実感

PIngCAP株式会社

PingCAP株式会社

マーケティング・マネージャー 高浜様(写真左)
マーケティング&コミュニティ アシスタント 顔様(写真右)

PingCAP(ピンキャップ)株式会社(以下、PingCap)は2015年に設立された、NewSQLデータベースを提供するグローバル企業です。そのオープンソースは設立からわずか7年で、2,000を超える世界中の企業から採用されるほど需要が強く、2021年には日本法人も設立されています。

そのPingCAPが今回、新規ユーザーの拡大と既存ユーザー同士の交流を目的としたハイブリッドイベント・TiDB User Dayを開催しました。comliveがハイブリッド配信の企画・運営をサポートさせていただき、初のハイブリッドイベントであるにも関わらず、参加者から「勢いを感じた」「今後もTiDBを盛り上げていきたい」などの高い評価を得ることができました。集客も成功し、従来のチャネルに比して優良新規顧客の割合が高く、イベントに向けて制作した動画広告の視聴回数が1ヶ月で30万回を記録するなど、着実な成果にも繋がりました。

TiDB User Dayを無事に終えた今、改めてどのような想いや課題を感じているのか、イベントご担当者のお二人に振り返っていただきました。

写真中央:株式会社ガイアックス テクニカルディレクター高橋

TiDBの認知向上を目的にハイブリッドイベントを企画

ー 今回開催したTiDB User Dayとはどのようなイベントでしょうか。

TiDB User Dayはユーザー企業様のTiDB活用事例をコンテンツの主軸とした 、オフラインとオンラインのハイブリッドイベントです。クラウドやデジタルトランスフォーメーション(DX)が必要とされる今、NewSQLデータベースのTiDBがどのように皆様のビジネスをサポートできるのかを、ユーザー様の生の声を通じてお伝えするという内容です。

ー TiDB User Dayの開催目的やきっかけを教えてください。

今回のイベントの開催背景には、コロナ禍による、ユーザー様との対面機会の減少という課題がありました。データベースという私たちの製品は用途が幅広い一方、最初はわかりにくい部分もある繊細な製品です。そのため利用法や可能性を深く理解していただき、採用に際してより安心感を持っていただきたく、ということがお客様にとっても私たちにとっても非常に重要なポイントです。

そこで実際にTiDBをご利用いただいている企業様のお話をメインコンテンツにすることで、製品の実践的な理解を深めていただくと同時に、ユーザー様と直接交流し関係性を深めることを目的に今回のイベントを開催しました。

ー 自社登壇者による発信ではなく、ご活用企業様の事例紹介にこだわられた理由を教えてください。

やはり当社からの情報では「良いところばかり伝えているのではないか」と思われてしまう可能性があるためです。ご活用企業様に裏表のない感想や思いを伝えていただき、悪いところや改善すべき点もあえて曝け出すことでお客様との関係構築を行いたいと考えました。

具体的には、他のお客様がどのように弊社サービスをご活用されているのかといった実践的な内容や、なぜTiDBのご採用に至ったのか、といった部分を赤裸々に話していただくことを目指しました。特にライブにすることで活用企業様の表情やアイコンタクトなど、微妙な雰囲気等全てを含めお伝えできたのではないかと思っております。

ー ハイブリッド形式にした背景を教えてください。

今回のイベントでは2つのユーザー層に対してアプローチすることを目指しました。

一方は既にTiDBを利用されているユーザー様と利用をご検討中のユーザー様です。もう一方は全くの新規ユーザー様で、TiDBについて初めて知った方や、ほとんど知らない方を対象に考えていました。

特に前者のユーザー様に対しては、普段のオンラインのみでの情報発信では難しい、ユーザー様同士の交流の場の創出も目的の一つとしていました。そのためオフラインの会場に来ていただき、その場の交流も楽しんでいただくという設計にしました。実際に休憩時間中のネットワーキングやイベント終了後の交流は非常に活発だったように思います。もちろんアクリルパネルや消毒液、検温機の設置など、comliveさんにもご協力いただきつつ、コロナ感染対策は十分に行いました。

ー 異なるユーザー層へのアプローチということで、企画内容を工夫された点はございますか?

やはり新規のお客様にも既存のお客様にも、どちらにも有意義に感じていただける内容にすることは意識しました。そこでお客様のご活用事例であれば、どちらのユーザー様にもそれぞれの観点で弊社の製品理解を深めていただけるのではないか、と考えました。実際に、集客やアンケートの成果からも双方のユーザー層から高い評価をいただき、それぞれに刺さった内容だったのではないか、と考えています。

ー 集客はどのような方法を取ったのでしょうか。

自社HPをはじめ、メールマーケティングやGoogle・Twitterなどの広告、YouTubeのイベント告知動画、SNS、イベントサイトでの告知など、さまざまな方法で集客をしました。

充実したサービスとサポート内容が魅力

ー comliveに依頼してくださった理由は、どのようなところにあったのでしょうか。

今回は自社主催では初の大型イベント、さらに初めてのハイブリッド開催ということで内製でやるには不安がありました。当日までの準備期間が3ヶ月と短かったことも懸念材料のひとつです。そこで外注先を探したのですが、複数あったイベントベンダーの中でもcomliveさんはサービスの内容が幅広く、特に対応力と提案力に優れていました。

これなら安心して企画を進めることができるだろうという信頼感があり、お願いすることにしました。サービス内容の幅が広いところだけでいうと他にもあったのですが、提案に対し受身なところもあった一方で、企画をよりよくするため積極的にご提案していただいた点や、急な変更事項にもすぐに対応してくれるスピード感や柔軟さも魅力に感じましたね。ハイブリッドイベントの開催実績も豊富で、安心して任せられそうという点も決め手のひとつです。

ー 実際にcomliveにご依頼いただいてから本番までの中で、サービス全般に対する満足度はいかがでしたでしょうか。

全体的に本当に細かいところまで綿密にサポートしていただきました。準備段階の台本作成から本番の配信まで、毎週やりとりをして詳細を打ち合わせの中で詰めていくことができたので、大型のハイブリッドイベント開催経験のない私たちでも本番の全体の流れのみならず細かいところまでしっかりイメージして準備を進めることができました。

具体的には、オープニング動画や台本の作成、会場レイアウトの設計、司会者のキャスティング、追加備品のリサーチと提案、またテロップの修正などといった、大きな流れの設計の部分から、小さな注意点や確認点までほぼ全てにわたり、モレがないように逐一チェックしてご支援いただきました。

ー サービス全体を通して印象に残っている点などありますでしょうか。

問い合わせ時点から対応範囲が広いなとは思っていましたが、実際に進めていく上で予想以上の対応範囲の広さに驚きました。特に最初にご相談させていただいた際には、オープニング動画の制作は考えてもいなかったのですが、ご提案をいただき挑戦してみることにしました。集客の成果も踏まえると本当にやってよかったなと思います。

また全体を通して対応の柔軟さは印象的でした。配信の様子を事前にプレゼン資料にまとめていただいたり、アンケート回収ツールの調査資料をまとめていただいたりと、毎週のミーティングで必要な情報を可視化して落とし込んでくれたので、配信の知識がなくともしっかりイメージを共有した上で進めることができました。備品の調査やテロップの修正など細かいところも丁寧に対応いただいて、全般的に期待以上のものを受け取ることができ、プロは違うな、と感じました。また、難しいところは難しいとはっきり言っていただけたのもありがたく、comliveさんのおかげでスピーディに判断することができました。

積極的にご提案していただいたのも助かりました。例えば当初はリハーサルを考えておりませんでしたが、実際にやってみて後から振り返ると、絶対に必要だったなと思います。当日の流れの確認はもちろん、会場の関係でやってみないとわからなかったことも発見できましたし、リハーサルの様子を動画で撮って登壇者にお渡しし、登壇イメージを理解して当日に備えていただくこともできました。そのため実施を強くおすすめしてくれたことに感謝しています。こうした、イベントをより良くするための提案を積極的にしていただけたことは、とてもうれしかったですね。

当日の最終リハーサルと本番しか見ていない弊社社員もcomliveさんのサービスを大絶賛していました。その場での対応力や当日のギリギリの細かい修正にも即座にご対応いただき、皆リハーサルが終わった時点で完全に信頼していました。

ー イベント当日の運営サービスに対するご感想をいただけますでしょうか。

オンライン配信では、集客が大成功し予想以上に視聴者が繋がったことで、最初映像が荒くなってしまうシーンがありました。しかしcomliveの担当者に機転を利かせていただき、配信方法を切り替えたことで画質が安定し、それ以降はスムーズに進行することができました。こうした対応力やスピード感はやはりプロに頼んでよかったと思うところです。

目標を超える集客数でイベントは大成功

ー イベントに参加した方からの反応はいかがでしたか。

イベント案内時には感染拡大を懸念する声もありましたが、当日のオフライン会場への参加率は95%以上となり、目標よりも高い数字を収められました。集客目標に対し、オフライン会場は133%、オンライン会場は108%、全体で112%の集客を達成することができました。

オフライン会場参加者様からは「TiDBの勢いを感じた」「これからコミュニティが盛り上がっていきそう」など、当社PingCAPの今後にご期待いただけるコメントを多くいただきました。対面することで、こちらの誠意を表情で伝えられたと感じています。またみなさん積極的に交流されていて、オフライン会場の目的であるユーザー様同士の交流、という目的をしっかり果たすことができたと感じています。アンケートもほぼ全員からご回答いただき、イベントの盛り上がりを感じました。

オンライン参加者につきましても「事例を通じてより製品を理解できた」など、TiDBをより理解していただくきっかけとしてご活用いただけました。

動画広告では30万回以上もの視聴回数を記録

ー 集客にご活用いただいた動画広告の制作過程やその効果についても教えていただけますでしょうか?

制作時間がかなりタイトな中で、0からお願いする形になってしまいました。何もわからない中で弊社内での確認事項も多く、お手間をおかけした部分もあったかと思いますが、非常にハイクオリティなものを期限通りにご提出いただき感謝しております。

動画広告自体初めてでしたが視聴回数はぐんぐん伸び、主にGoogle広告経由でのトラフィックで、1ヶ月程度で30万回以上もの視聴回数を記録しました。初めての施策ということもあり外資である本社からは数字に厳しく見られていましたが、良い意味で注目してもらえました。イベント後も引き続きwebサイトへのインプレッションとトラフィックが順調に伸びています。また、元々1分や2分程度の動画作成自体は行っていたのですが、視聴回数を伸ばすには30秒が効果が出やすい、と本部にフィードバックすることもできました。

ー 実際に獲得できたリードに関してはいかがでしたでしょうか?

既存リードからのMQL(スパムではなくコンタクト情報が正確に取れているリード)割合は30%だったのですが、新規リードからのMQL割合は70%を記録しました。既存より新規のMQL割合の方が高いのは非常に珍しいので、他のマーケティングチャネルと比較しても、有意義で新たなチャネルを開拓できたと思います。また営業にとっても新たなリード先の発掘につながったので意味のあるイベントになりました。

さらには集客数も含めこうした優良な結果により、弊社のメンバーにも会社や製品に対して大きな可能性を今一度感じてもらうことができ、社員のモチベーション向上にもつながりました。

ー イベント開催前と後で製品に対する反応に変化はありますか?

イベント終了後はイベント開催前に比べてサイトへのトラフィックや、無料トライアルの申し込みが有意に増えています。

ー イベント終了後にはどのような取り組みをされていますか?

営業からフォローメールやお礼電話によるフォローを行っています。アーカイブ動画も作成しYoutubeに順次公開していますが、こちらも揃い次第参加者や視聴者にメールでご案内する予定です。

ー 今後のイベントご活用の展望がありましたら教えてください。

今回のような大規模ハイブリッドイベントを今後も年1回は実施する方向で考えています。現在は月1回のウェビナーを自社開催しており、日々の営業の効率化やコンスタントな情報発信は達成しています。また基本的なウェビナーの参加率等の、大型イベント検証のためのベースとなる情報も集められています。

一方で、今回のような大型イベントでも成果を着実に出して成功を収めることができたので、コロナの状況も見つつ、オンラインとオフラインをうまく組み合わせ、日々のウェビナーと大型イベントの両軸でイベント活用をしていきたいと思っています。大規模なイベントになると労力が必要となるため、またサポートをお願いすることになるかもしれません。

PingCAP様から見てオンライン配信イベントがおすすめな会社とは?

ー 最後にcomliveをおすすめしたい企業についてお伺いさせていただきたいです。

イベントを企画している企業であれば、どこでもおすすめできますね。初めてイベントを企画する場合でも、万全の準備をしてくださるので安心できます。今回もハイブリッドならではの難しさがありましたが、当日の想像がつきやすいスライドや資料を毎回作成して、複数のパターンを提示してくれました。

comliveさんはこちらのイメージを都度可視化して伝えてくれるので、依頼者側はコミュニケーションミスなく、少ない労力で理想のイベント実施をできると思います。負担の少なさと対応の柔軟性、スピード感や安心感を考えると、大型イベントでも安心して依頼できるのではないでしょうか。

PingCAP株式会社の代表者の声

PIngCAP株式会社の代表者お二人からも以下のようなコメントをいただきました。

CEO 韓:イベントの企画から、コンテンツ作成、リハーサルおよび当日の実施まで、充実したサポートに大変満足しています。特にご提案いただいたオープニング動画は社内でも非常に好評でした。お客様のメッセージを集めて作成した内容になっており、TiDBが国内で受け入れられ、広がりつつあることが伝わったのではないかと思います。

CTO 林:普段の営業活動ではリモート会議を設ける機会が多いのですが、今回のイベントではよく知っていても実際には一回もお会いしたことがないお客様に多数ご参加いただきました。ユーザー会のようなかたちで接点を持つことを目的にオフラインセミナーを企画して良かったと思っています。

ハイブリッドイベントならcomlive

comliveでは、ハイブリッド配信の企画から撮影・配信までワンストップで支援しています。
ハイブリッドイベントの知識がない方でも専任の担当者がタスクの洗い出しやスケジューリングなど、イベントを成功へ導くためにきめ細やかなサポートをいたしますので、安心です。
お問い合わせ、ご相談、お見積もりはすべて無料で承りますので、お気軽にご相談ください。