史上最大の登録者数を記録したビジネスコミュニティイベントdb tech showcase運営の裏側に迫る!

史上最大の登録者数を記録したビジネスコミュニティイベントdb tech showcase運営の裏側に迫る!

株式会社インサイトテクノロジー

データベースの技術者集団として、「データを活用する」「データを守る」ためのデータガバナンスを推進している株式会社インサイトテクノロジー。2012年から毎年「データ(ベース)技術のオモテもウラも語り尽くす」をコンセプトとして、db tech showcaseを開催しています。世界中からトップエンジニアが登壇するdb tech showcaseは、日本で最大規模のデータ技術カンファレンスになっており、技術者にとって最大のコミュニティイベントを創り上げています。

今回はそんなdb tech showcaseの中でも、comliveが支援をさせていただいた2021年を振り返り、イベント実施の裏側を覗いてみました。

今回インタビューをさせていただいた方々(写真左より)
双木万梨子様
マーケティング本部 本部長。db tech showcaseの企画・運営責任者。
松雄 美博
株式会社Gaiax ライブコミュニケーション事業部 セールスマネージャー。当プロジェクトの運営責任者。
周潔璐様
マーケティング本部メンバー。db tech showcaseでは事務局運営・進行管理全般を担当。
堀口彩様
マーケティング本部メンバー。db tech showcaseではSNS運用・コンセプト動画の制作を担当。

2021年で10周年を迎えたdb tech showcaseについて

史上最大の登録者数を記録したビジネスコミュニティイベントdb tech showcase運営の裏側に迫る!

株式会社インサイトテクノロジー マーケティング本部 本部長 双木 万梨子 様

ー まずはdb tech showcaseについてのお話を伺えればと思うのですが、このような大規模なカンファレンスの実施を開始されたのはなぜか、教えていただけますでしょうか。

db tech showcaseの原点は“技術者のコミュニティイベント”です。つまり、製品を営業する場所ではなく、技術者が集って最新の技術や事例を共有するイベントで、このコンセプトは2011年のdb tech showcaseの前身となるイベントから変わりません。

db tech showcaseは、日本人で初めて『Oracle ACE Director』の認定を得た初代社長の小幡が、「日本を元気にしたい。そのためにも、優秀な日本のエンジニアが、どんどん世界のエンジニアとコミュニケーションができる場を提供したい」という思いから始まったイベントです。国内のエンジニアが国内外の専門家から、ベンダーを問わず最新のデータ技術に関する実直な体験談や技術解説を聞き、コミュニケーションできる場所として評価いただき、2021年には10周年を迎えることができました。

ー db tech showcaseは、どんなイベントを目指しているのですか。

本物のデータ技術者の言葉は聞く人の心を揺さぶります。聞いているうちに「自分たちが一流の技術者になって、日本のITを支える・変える」と思ってもらえる、そんな技術イベントを目指しています。

開催ごとにスポンサーもセッション数も増え、db tech showcaseは今ではそのような理念に共感いただいた多数のベンダーがニュートラルに集まる場所となりました。

これからも継続的に開催していきながら、この場所の価値や輪を広げていきたいと考えています。

ー db tech showcaseといえば有名企業が多くスポンサーとしてついているイメージがあるのですが、なぜあそこまでたくさんのスポンサーがついているのか教えてください。

データベース(DB)に特化した、ベンダーニュートラルなイベントは国内外含めてdb tech showcaseが唯一無二の存在です。そのため、データ技術のコミュニティにアピールしたい多くの有名企業様からご協賛いただいております。

今年初めてご協賛いただいた方から「データベース技術の祭典といえばdb tech showcase、ここに出なければモグリ(門外漢)」ともおっしゃっていただきました。

オンラインであっても、最大のコミュニティイベントへ

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株式会社インサイトテクノロジー マーケティング本部 周 潔璐 様

ー 2021年のdb tech showcaseにて、当初抱えていた課題はなんだったのでしょうか。

経営陣からは「全社員参加」をコンセプトに、社員による参加・イベント実施が期待されていたので、当初は支援会社を使わないことも考えていました。

しかし、オンラインでこのイベントをどうやって盛り上げていくか、どのような企画であれば参加者同士の交流が生まれ良いコミュニケーションが発生していくのかを模索している中、良いアイデアが浮かばなかったのが課題でした。

ー これだけ大規模なイベントだと、通常半年前〜4ヶ月前を目安にご相談いただくことが多いのですが、今回はイベントの2ヶ月ほど前にご連絡をいただきました。社内での開催を検討されていた中で、comliveにご依頼いただいたのは何が決め手だったのでしょうか。

まず、私たちがギリギリまで社員中心の開催を模索していたため、会期が近い中で配信ベンダーを探すことになりました。結果、準備期間の短さからお断りされる会社様も多かったです。

しかし、comliveさんはお引き受けして下さっただけなく、問い合わせから初回打ち合わせ・提案・見積の対応スピードの迅速さや、豊富なオンラインイベントの企画/実施実績があること、また弊社の要望に「なんでも応えてくれる」感を感じたことからcomliveさんにご依頼させていただきました。

「企画力に期待して」という部分と、実際にご担当されたcomlive担当者(松雄さん)のやる気や情熱を感じた部分も、大きかったですね。

ー comliveの支援範囲のなかで、印象に残っている部分はありますか。

ガイアックス様には、イベントレジストでのセッション情報更新といったWebでの情報更新の支援、オンライン配信での機材の設備や、oViceを利用した企画のご提案など、配信部分だけでなく負担がかかる細かい作業部分からご支援をいただきました。

db tech showcaseでは毎年数多くのスポンサー様にご参加いただいており、イベント担当者にとってはスポンサー・スピーカーとのコミュニケーションに大きな負担がかかっておりました。特に2021年は約100セッションを実施する予定だったので、サイト掲載用の情報や登壇資料の回収などに苦労することが容易に想像できました。

その中でガイアックス様とslackでの共同チャンネルを作成させていただき、密にコミュニケーションを取りながらスポンサー・スピーカーとのやりとりをサポートしていただけたのはとても助かりました。本当に弊社の社員の一員のように支援いただいたと感じております。

<comlive 支援範囲>

  • オンラインでも盛り上がる企画支援(oVice)
  • スポンサーやスピーカーの対応といった事務局支援
  • オンライン配信支援
  • コンセプト動画制作の支援
  • 運営・社員・スポンサーマニュアル作成
  • 幕間動画の編集
  • 会期中の対応・運営支援
  • アーカイブ掲載支援

過去最高の登録者数を達成した集客の裏側について

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株式会社インサイトテクノロジー マーケティング本部 堀口 彩 様

ー 次は、db tech showcaseの集客について教えてください。2021年のdb tech showcaseでは、どのように参加者の集客を行なっていたのですか。

例年はハウスリストDMでの集客効果が大きく、2021年のイベントでも9月以降の日程で、毎週ご案内を行っておりました。しかし、11月上旬まで登録数が前年度の半分程度と厳しい状況となったため、急遽新たな試みとしてSNS広告を行うことを決め、取り組みました。

<db tech showcase2021での主な集客施策>

  • ハウスリストのDM
  • SNS広告・集客
  • コミュニティでのDM集客
  • メディアDM
  • Google検索広告
ー 差し支えない範囲で、その効果を教えていただくことは可能でしょうか。

まず、db tech showcase2021は「テックギークに贈る、データテックカーニバル!」をテーマとしており、主なターゲットが技術者だったため、SNSの中でもTwitterを活用している人が多いのではないかと考え、Twitter広告の効果が高いと仮説を立てました。

そして実際に配信を始めてみた結果、反応がかなり高く、11月11日〜19日という短い期間での配信でしたが、会期中含め多くの登録につながりました。

comliveさんに制作いただいたdb tech showcaseのコンセプトムービーも動画広告として出稿しており、17日午後から2日間の出稿でしたが「CVは静止画よりも良い結果が出ました!」と配信会社から報告を受けています。Twitterのみで150万インプレッション以上という結果となりました。

また、Facebookでは広告のCVRは静止画の29%に対し130%超、Twitterでは静止画2.8%に対し動画が3.6%と、動画の方がCVに良い効果が出ていました。コンセプトムービーの効果もあり、2021年は10周年にして最高登録者数を記録することもできました。

ー 当日の参加率についても、一般的に5割以下と言われているオンラインイベントの参加率に対して、8割以上の方が参加されていたということですが、参加率を上げるために何か工夫したことはあるのでしょうか。

工夫した点について今振り返ってみると、イベント会期中も広告配信を継続したことで認知拡大につながったこと、またイベント中のライブ感のあるSNS投稿が影響したと考えています。「今誰が登壇されています」などのツイートを細かくしていくことでそのツイートに参加者の方がリツイートをしてくれるなど、イベントが盛り上がっていることをお伝えできたのではと思います。たくさんの小さな努力の積み重ねからの結果と考えています。

comlive支援内容に対しての感想

史上最大の登録者数を記録したビジネスコミュニティイベントdb tech showcase運営の裏側に迫る!
ー comliveの支援内容に対しての、率直な感想をいただけますでしょうか。

まさに弊社の社員のように、イベント準備中も会期中も動いていただき、とても感謝しております。ハプニングが起こったり、想定外の修正や対応が必要になった場面もありましたが、イベント成功のために熱意を持って最後まで諦めずに挑戦いただいたことが印象に残っております。

仕事に対してストイックで情熱的に取り組んでいただき、comliveさんと一緒だったからこそ史上最高の登録者数も更新できたんだと思います。

ー もし他社にcomliveを推薦していただく場合、どんな会社に合うと思いますか?

オンラインイベントを実施したことがある会社でも未経験の会社でも、何か新しい取り組みを試してみたいと考えている方、オンライン上で何か新しい企画に挑戦したいと考えている方におすすめです。

2022年のdb tech showcaseに向けて

ー 最後に、2022年のdb tech showcase開催への意気込みを教えてください!
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今年2022年のdb tech showcaseのテーマは、「Data(base)Maverick Party !」です。Maverick には「独自路線を行く人、型破りな、異端的な」という意味があり、また綴りは違いますが、Marvelには 「驚くべき」、Marvelousには「素晴らしい」などの語感もあります。

新しい10年に向けてのスタートとなる本イベントでは、このテーマをもとにこれまで以上に、データに関わるすべての人々に向け、革新的な技術・最新ノウハウの共有と、事例・システム構築方法など実践的なセッションをお届けすることで、データ市場全体の技術・品質の向上に貢献できたらと考えています。

また、今年も昨年と同様3日間で行いますが、1日目と2日目はオンライン配信、3日目の最終日はハイブリッド(会場でのオフラインセミナー+オンラインライブ配信)で実施する予定です。
テーマの通り、参加される皆様が驚くような魅力的なイベントにできるよう、準備をcomliveさんと引き続き進めていけたらと思います。

今後ともよろしくお願いします。

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